電機
多様な場面で求められる、電気設備や通信設備。
そして省エネ診断と、幅広い知見を設計や診断に活かす。
受電設備、エネルギー関連(水力発電・省エネなど)、道路照明および建物電気設備の調査・設計を行っています。現地に調査に行き、調査結果やお客様の要望をもとに使いやすく、保守面でも優れた設備となるように設計しています。また、通信設備の設計ではダム関連の移動無線、雨量・水位テレメーター、無線鉄塔などの設計も行っています。さらに、国が推進する地球温暖化効果ガス排出量削減対策として、注目されている省エネに関して、支援業務にも取り組んでいます。
01.インフラネットワークの電気設備設計
道路の設計が終わると、信号機や照明などが必要になります。そこでこれらをどの位置に設置するか、どのような照明にするかといった電気設備の設計が求められます。使う人の安全性はもちろんのこと、クライアントである官公庁にとっても、いかに効率よくインフラネットワークを構築し、コストを抑えることができるかがポイントになりますので、アイデアをしぼりながら設計しています。インフラネットワークと一口に言っても幅広く、道路やトンネルの照明・非常用設備、ダム関連の電気設備、非常用発電機など幅広い設備の設計を行っています。
業務詳細
- 現地調査
- 資料収集
- 設計条件の整理
- 必要機器、レイアウトの検討
- 設計
- 図面作成、工事費算出
- 報告書作成
02.情報通信設備の設計
自然災害から人命を守るためのツールとして欠かせない防災無線。発信が一か所からでは限られた戸数にしか情報が届かないため、複数のアナウンスが確実に届くよう、広域にわたる複数の地点にスピーカーを設置し、そこへ無線で情報を伝送することとしており、これらの情報通信設備の設計を行っています。また、雨量が多くダムの水位が高くなった場合、ダムを放流することがありますが、そういったときに下流の警報局に警報を鳴らすよう無線で信号を送る通信ネットワークなどの設計を行っています。
業務詳細
- 現地調査
- 無線伝送試験の調査・測定
- 資料収集
- 設計条件の整理
- 必要機器、レイアウトの検討
- 設計
- 図面作成、工事費算出
- 報告書作成
03.省エネ診断
大型プラントでのエネルギーの消費量や熱源機器からの排熱量等のエネルギー損失量を現地で調査・測定しています。この結果を分析し、エネルギー使用上の問題点を抽出し、設備の運用改善や高効率機器の導入提案などを行います。電気や熱の流れが複雑なプラントでの診断には、専用の測定器を使って電気や熱の流れを把握し、図式化し、具体的にどの部分を変えれば、どれだけの省エネに効果があるかを数値化し、改善を提案しています。
業務詳細
- 工場棟のエネルギー使用測定
- 省エネ診断
- 省エネ報告書等の作成