社員紹介
MISSION
四国の豊かな自然を、次世代へ繋ぐために。
MEMBER
2022年入社 環境部環境調査グループ
香川大学大学院 農学研究科応用生物・希少糖学専攻
※組織名称等は2023年のものです。

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入社を決めた理由
大学では生態学を専攻していました。私自身、生物やそれを取りまく環境に関心があり、地元・四国の環境保全に関わる仕事に就きたいと考えていました。弊社は、四国では数少ない道路、河川、地質、建築、環境、電機など様々な専門分野を有する総合建設コンサルタントです。多様な専門力を生かし、分野横断的に調査計画・設計を手掛けられる点が魅力と感じ、入社を決めました。
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わたしの仕事
私の主な業務は、自然環境調査です。四国内の海域や陸域、河川に生息する動植物の生息状況調査や保全対策の提案を実施しています。調査対象は鳥類や魚類、昆虫類等の動物、植物、プランクトンなど多岐にわたります。業務では各分類群の特性に合わせた採捕や観察のほか、環境DNA分析やドローンによる空中撮影、水中動画撮影など、様々な調査手法を用いてデータを収集します。これらのデータを整理・解析することで、事業地の環境評価を行い、効果的な保全対策などを提案しています。
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職場の環境
弊社には様々な専門分野をもった技術者が集まっています。そのためか個性的で探求心の強い方が多く、常に周りから刺激を受けながら、自身の技術を磨くことができます。困った時は気軽に相談できる風通しの良さもあり、世代や部門を問わず、親身に対応してくれる方が多いです。
One day schedule1日のスケジュール
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08:00~
遠方での調査の場合、前日から宿入り。
現場集合。今回は猛禽類(タカやフクロウの仲間)の調査を実施。
発注者への作業開始連絡後、調査メンバーとミーティング。
野帳や機材の整理を行い、調査地点に向かう。 -
08:30~
調査地点に到着。基本的に、一人一地点が割り当てられる。
機材準備や視野の確認後、調査を開始。
猛禽類が出現した場合、無線を用いて飛翔ルートや個体の特徴を共有。
たまの雑談も楽しみながら調査を進める。 -
10:00~
観察結果に応じ、適宜、地点を移動。
調査中に確認した小鳥なども記録する。 -
11:00~
出現回数が増える時間帯。
無線連絡も賑やかになり、時期によっては繁殖に関わる重要な行動も観察される。
調査に集中して昼食(お弁当持参)が遅くなることもしばしば。 -
16:30~
調査終了。メンバーと合流後、野帳や写真を整理。
ミーティングの中で各地点の情報が繋がり盛り上がる。
発注者に調査内容や結果を報告し、帰社。